暫く前の話であるが、地元の街のアーケード商店街を歩いてると左写真のようなスタンド看板が目に入った。黒板に書き殴られた様子がカジュアルなわりには「遺言」という言葉が重くて非常にシュールである。これは実は、行政書士の事務所兼店舗の前に掲げられたもので、客を呼び込む為のようだ。詳しくは知らないのだが、行政書士には遺言書の作成を支援する業務があるようで、その為このような看板を掲げる事もなんら不思議ではない。しかし、その事を知らない人は何事かと思うだろう。おまけに、本来は「飛び込みでいらしても書き方をお教えします」という意味であるはずが、変に簡略化して言い切り型の言葉「飛び込み OK!!」で書いてしまっているので、左側の「遺言」という言葉が妙に影響して「もしかして、飛び込み自殺する際の遺言についても相談を受け付けてくれるのか」と思わないでもない。遺言を残すという大事な行為を支援するのだから、ニュアンス的な事にもう少し気を遣った方が良かったのではなかろうか。ついでに書いてしまうと、高いのか廉いのか判らないが「3000円」という金額がいささかポップな印象を与える。何というか、今では余り見かけなくなったが「明るい家族計画」と似通ったセンスを感じる看板であった。
November 9, 2013 at 19:27
これが「聖」域の商店街なのでしょうか?
もちろん初見です。
うしろの国旗がフレンチのものだとしたら、ぜひとびこみたい気がします。
フレンチですか?
それというのもスタンド看板の黒に色字がフレンチの本日のメニューそのもので、
「死」において食材を料理するのか、あるいは自分が料理されるのか?
ダリふうの歪曲遠近法でおりかさなってみえるのです。
November 9, 2013 at 20:59
こんちわ、たね丸、成宮、かぼす丸です。
Twitterではdoggyさんのアジトを出たり入ったり大変失礼いたしました。
ちょい前に、お名前をググってこちらのブログに辿りつきました。
1分前のことです。
呼ばれてもいないのに!!
ああ、嘘です。
口先男さんのブログのコメント欄でお名前を拝見したときから、
たぶん1年くらい前から覗いてしまっていました。
遺書はまだ本気で書いたことはないのですが、自分の墓は作ったことがあります。
正確には「掘った」ことがあります。巨大な穴を。庭に。
いきなりやってきて失礼しました。
シュルルシュルル~(←小さくまるまりました)
November 9, 2013 at 21:18
口先男さんではなく口笛男さんの誤りでした。
最初のあいさつのための、私の自己紹介、私のイメージ画を
添えるのを忘れました。以下の通りです。
https://lh5.googleusercontent.com/-wXE5M5mhGN8/Un4nVMPcOJI/AAAAAAAAAwU/DwgOOQUozKY/w346-h348/IMG_0001+%28636×640%29.jpg
よろしくお願いします。
November 10, 2013 at 15:17
>口先男
この商店街にはフレンチは無かったはずなので、恐らくフランス菓子を出すバール形式のカフェではないかと思います。遺言というのは、己の死後を計画するという事ですからね。調理するのにも似ている事でしょう。
ところで貴殿にとっての聖域は、駅から随分離れた、学校が寄り集まったようなエリアに在りますよ。因みに僕は行った事はありません。
>マヒル
なるほど、貴女は頭をかち割られた感じの方なんですね。
生前に自分の墓を作る話は時々耳にしますが、墓穴を掘ったというのは初めてですね。自分の墓を作るという行為にはいささか趣味的なものを感じますが、墓穴を掘るという行為には己の死を人生のゴールとして見据えた強固な意志のようなものを感じます。