長くパソコンを所有して使っていると、取り敢えず保存した画像ファイルや音楽ファイルやテキストファイルなどが、結構あちこちのフォルダの中に散在しているものである。今年の初め頃に雑然としたフォルダの中身を整理していたところ、「 Music.txt 」というファイルを見つけたので中を覗いてみたら、40曲ほどの曲名がリストアップされている。これはきっと、前職の仕事中に聴いていた J-WAVE で流れた曲の中で気に入ったものを、「今日のオンエア曲リスト」の中から書き出したものだろう。ファイル情報を見ると、2005年8月17日作成とある。最終更新日は、うっかりファイルを弄ってしまったので定かではないけれど、曲数からすると半年後辺りではないだろうか。一日に気に入った曲が二曲流れる日も在っただろうし、一週間もの間気に入る曲が流れない日々も在っただろう。半年26週として考えると、4.5日に一曲という割合だ。
で、こんなリストを作って何をやろうとしていたのかと言えば、後から見返して CD でも買おうと思ったのだろう。しかしリストを眺めてみても、どうもこれを参考にして CD を買った覚えがない。つまり、リストを作るだけ作って、それきり忘れてしまったのだ。何というか非常に無駄なリストである。
こういうリストは、昔から割とちょくちょく作っていたような記憶があるのだが、これの他には見つからない。何らかの形で消費してしまったのか、何かのはずみで削除してしまったのか。近年では、YouTube にアップロードされるコンテンツが充実してきて、探したいと思った曲は大概見つかるようになったので、リスト化せずにそのまま YouTube で視聴するようになった。そんな事をつらつらと考えていると、このリストが何だか不憫に思えて来るもので、何とか活用できないかとこの記事を今書いている訳である。リストに在るもの中には知っている曲も在れば、覚えの全くない曲も在るので、今一度視聴してみないとどういう曲なのか判らない。という訳で、動画のリストを作成してみる。
め組のひと / CORN HEAD feat MEGUMI:ラッツ&スターの原曲は好きだが、この場合は Megumi が「め組のひと」を歌ってるというだけの事なんだけど、Megumi の声は悪くないなぁと思ってたと思う。
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Say You Love Me / Patti Austin:恐らく過去のどこかで耳にした事があって、ラジオからこの曲が流れてきた時には「おお、これは」とか思ったのだろう。この曲は何かしらの音源で持っていた方が良い気がするな。
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Je Te Veux ( Erik Satie ) / Aldo Ciccolini:それまで耳にしたこの曲の中では、特にテンポが遅く、そこが気に入ったのではないだろうか。
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Lost child, / 安藤裕子:この曲の発売が2005年7月27日なので、リリース後間もなくしてラジオで流れたのだろう。恐らくこの曲でこの人を知って、翌年1月に出たこの曲が収録された 2nd アルバムを買ったんだと思う。お、という事はこのリストは役に立っていたのか。
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In Between Days / Ben Folds:解らないでもないが、今聴くとそんなに良いとも思えない。The Cure の原曲の方がずっと良いな。
取り敢えず5曲。10曲ずつ挙げていこうかと思ったんだけど、記事がとても長くなってしまって何だかイヤなので。という事は全8回のシリーズになってしまうんだが、自分が飽きてしまわないか心配だ。
September 7, 2013 at 11:50
プリンスの “Sexy M. F. ” 以降ぼくは現在とのつながりが切れたので、2000年一桁代はすくなくともミュージックシーンについて何の思い出もないことに気がつきました。
ところでこの記事でさえ長く感じられるということは、ブログの不問律というかネチケット(古い!!)として適正な分量というものがあるのではないかと… ぼくは自分がネットで毎回書くものの非常識さがじわじわと不安になってきました。
ところで以下の記事をもちだそうというのは、なにも師匠の気持ちを暗くさせようとかいう意図では全然なく、おそらく99%は杞憂におわるにしろ、あと1%の覚悟をもって2というか想定的にあと2年間を生き(のび)てゆくことは、あるいは大事ではないかとおもったしだいです☟
http://bit.ly/1ech7FQ
September 7, 2013 at 14:18
ラジオでも聴いてなければミュージックシーンななんて知る事はないですよ。今となればその存在すら怪しい。
何かしらのネット上の不問率が在るわけではなく、単に僕が、眼が疲れるのでモニタで長い文章を余り読みたくないだとか、スクロールするのがダルいだとか、そんな事を考えているだけです。世の中には、とにかく長文を読みたくないという人も居れば、文章が長ければ長いほど有り難がる人も居ますし、長文でなければ表現しえない事も多々ありますので、何とも言えませんね。一度にたくさんの記事を読む人にとっては、一つ一つの記事は短い方が都合が良いのかも知れません。
そして、読むだけではなくコメントしようと考える場合、記事の中で話題は変わらない方がコメントしやすいと思います。長い文章の中で話題が変わると、読み終わった時には、最初の話題が何であったか忘れてますもの。読み手が記事の全容を把握出来た方が話しやすいのだと思います。
いきなり何の話かと思いましたが、そう言えばこちらに来てからはそういう考え方をしなくなりましたね。現在の我が身が無職休暇中で、いろんな事が遠く感じるからかも知れません。因みに中国は、いきなり九州へ上陸したりはせずに、南西諸島から掌中に治めようとするのではないでしょうか。あ、そう言えば「半島を出よ」を下巻の途中で読み差している事を思い出しました。北朝鮮ゲリラ小隊のリーダーが爆死した辺りだったかな。
September 7, 2013 at 19:27
書き忘れていましたが、書く側の都合というのも在りますね。僕の場合は、テキストエディタを開いて、その見たままの領域、つまり縦スクロールせずに見れる範囲を何となくですが、大凡の基準にしています。恐らく僕の場合は、文章を書くにしても白紙を埋める作業であるようです。なので、紙の大きさ以上に何かを書くのは過分であるような、そんな気がしているのかも知れません。
因みに貴殿は、僕が読んでいるブログの中で一番長い文章を書いていますよ。