駅を通り過ぎて左側の商店街というか呑み屋街を抜ける。抜けるといきなり裏通り。
なだらかな下り坂の後に上り坂。延々と高架上線路の脇を歩く。
「生産緑地地区」なる立て札が掲げられているエリアが在った。
微妙に古い造りの建物が在ったりする。
敷地境界を物ともしない植物ども。
武蔵野市との境界。
シャッター降りてるけど、店舗面積広くて良さそうなパン屋。
少し線路から離れる。木々が増え、閑静な雰囲気になってくる。吉祥寺女子高校とか。高校生のカップルが校門の近くで逢瀬を楽しんでいた。人家も多く、二階の窓からピアノの練習する音が聞こえてきたりする。
道筋ではなかったけど、取りあえず鉄塔は撮る。昼間でも灯りの点く高架下の街灯。
夜を待つ屋台車。
十二分に整備された住宅地。
この建物は何だっけな。個人的にはやり過ぎだと思う。再び線路に近づき、高架下のスーパーを眺める。
その脇でうなだれる向日葵。
線路を挟んで右を歩いたり左を歩いたり。
そろそろ吉祥寺の街だ。
到着。この日まで、この街を訪れたのは三回くらいしかなかったんだけど、これを書いてる今ではしょっちゅう来てる気がする、というか実際来てる。なので感慨深さなど微塵もない。
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はてさて、中断時期も挟んで長々と続けた中央線沿線の旅は、取りあえずこれで終わり。偏見混じりだけど、これ以上は物質的に密度が薄くなりそうだし、先々の事を考えると止めるタイミングが掴み難いし、自宅から離れ過ぎてるし、色々とキリが無い。個人的にも整理する時期であるようなので、ここまで。
この散歩は2011年7月31日に歩いたものです。
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