神田鍛冶町辺り。高架下の煉瓦造り。意図的に残されている思うのだけれど、いずれ路線の改築の際なんかに「この雰囲気を残したい」とか誰かが言い出して、模倣した装飾でもするのかな。表参道ヒルズの一角に作られた同潤会アパートみたいに。あれってかなりつまらないんだけどな。
須田町辺り。高架線の脇には細い歩道が整備されている。こういう道は結構好きだ。やたらと駐めてあるバイクもこの光景を形作るのに一役買っている。
神田淡路町。高架上を走っていた路線が次第に谷底へと下る辺り。この辺りになると造作が無骨になってくる。明治・大正の優雅さが消え去り昭和の機能一辺倒な性質が現れる。その性質は平成の今から眺めれば一種異様な様相を示し、これはこれで面白い。
御茶ノ水駅手前の坂道の途中。人工物が自然物に浸食されそうになっている。
聖橋上からの眺め。上は神田方面。東京メトロ千代田線、東京メトロ丸ノ内線、JR中央線、JR総武線がこの画角の中を通り過ぎる。下は水道橋方面。ホームと線路がいきなり河川(外堀だけど)に面しているというこの光景は本当に素晴らしい。
Leave a Reply