左上: 高架上の五反田駅。ホームに停車している電車を見るのは結構好きなのだけれど、それにしてもなんとゴチャついた光景だろうか。東京というのは、街の中心部でもいつも何処かしら大掛かりな工事をしている。造っては壊し造っては壊し。元の姿など誰も覚えていない。
右上: 目黒川。川沿いの高層マンションというのは夏場はとても涼しそうで良いのだけれど、冬はやっぱり寒いだろうな。それにしても川が黒い。川というより用水路だ。
左下: 大崎駅の少し手前に在る陸橋の下。こういう場面では大抵写真を撮りたくなるが、大抵失敗する。光の加減がどうしても巧くいかないのだ。天を覆う構造物ってとても魅力的な対象なんだけどな。
右下: 大崎駅。駅舎ではなく単なる入口なのだけれど、山手線の中ではこういう風に鋼材を剥き出しにして使っているのは珍しい気がする。郊外の駅ならばよく見かけるし、場合に拠っては構造物にレールを使っているところさえ在るくらいだ。
しかし面白くもない写真ばかり撮ったものだ。基本的に、よほど天候が悪く苛烈な状況でない限り歩くのは楽しい。だがその際に撮った写真を並べて見てみれば、何故こんなにもつまらない事をやっているのだろうと疑問に思う。写真に撮った光景以外に何か記憶に残っていないかと思い返しても何も浮かばないし、そのあまりのつまらなさに記事を書くのも億劫だ。でもやはり、面白かろうと面白くなかろうと、一応は全部見ておきたいし歩いておきたいんだよねえ。
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