DOG ON THE BEACH

A season passes. A castle can be seen. Where is a soul without a wound ?

Author: doggylife (page 43 of 193)

老い

 体力が落ち、身体は言う事を聞かず、思い出せない事が多くなり、言われた事が耳に入らなくなる。そうして、それらの要因が重なる日々の生活の中で、自分で自分が信じられなくなるような過失を繰り返す。それを見咎めた子供らからは非難を浴び、小言を言われ続けるのはどういう気分だろうか。それでもやはり生き続けたいだろうか。死にたくなったりはしないのだろうか。老いの苦しみは自ら経験しないと解らないものだと考えていたが、間近に接していると伝わってくるものはある。

記事の移植

 実を言えば前記事の、Nucleus CMS が最新の PHP に対応していないという事実を知ってから暫くして、ちょうど時間が余っていたのでローカル環境に WordPress をインストールして大まかには作っていたのだけれど、これまでの記事を移植する事に思い当たってから何となくやる気を無くしてしまった。なにしろ面倒なのだ。NP_ImpExp というプラグインを使えば MT 形式にエクスポート出来るそうなのだが、テキストはそれでいけるとしても、例えば画像へのリンクのサーバ内階層なんかは手動で書き換えるしかないんじゃないだろうか。そういうやり方試した事がないので詳しくは知らないんだけど。もしそうだと考えると、とてもやる気がしない。このブログは当初 Blosxom という Perl で書かれたシステムを使っていて、それが2008年の3月頃に今の Nucleus に乗り換えた。その時はそれほどの記事数でもないと思った(勘違いだったが)ので手動で全部移し替えたんだけど、実際にはとても大変だったので、あれ以上の記事数を手動でやろうなんて酔狂さは今の僕には無い。
 いっその事、記事数0から始めたら良いのではないかとも考えるとが、それはそれでちと寂しいし、それに幾らかの記事はこのインターネットの海に浮かべておきたいと考えるものもあるからである。ならば、載せておきたい記事を抜粋して、それを改めて当時の日付でアップロードをすれば良いかとも考えるが、そうなると全ての記事を読み返す作業が必要になる。それは嫌である。僕は基本的に過去に自分が書いた文章を読み返したくはない。とくに日記的なものだと恥ずかしくて堪らない。なのでこの案は却下。あくまで却下。
 いろいろ考えると、或る期間を決めて、その分だけ手動で移植するのが良いように思える。例えば、福岡に越したタイミングで2013年移行の記事に限定するとか。残したい記事の大凡は削られる(つまり東京での記録は全て無くなる)が、手間は大いに省ける。ある程度の体裁も保てる。その辺りが妥協のしどころのような気がする。

2014.09.30:Wordpress に移行済み。

 日本でも有数の個人コレクターは、医師の高橋龍太郎先生です。高橋先生は、若い日本人アーティストの作品を積極的にコレクションしています。神楽坂と白金台にビューイングルームを設けて、一般にも公開しています。
 宮津大輔さんは僕と同世代の方で、普段は IT 系の企業にお勤めの会社員です。コレクション自体とてもユニークですが、宮津さんの最大のコレクションと言うべきなのは、アート作品で家を建ててしまったことでしょう。
 設計、庭、家具、照明など、家全体をさまざまなアーティストに依頼して、コミッションワークで建てるというプロジェクト。つまり家そのものが現代アートの結集です。完成した家でも楽しんでいらっしゃると思いますが、宮津さんにとっては、アーティストと話し合って家を建てる過程、その時間と経験が、何より意味のあるコレクションだったと聞きます。
 アートをコレクションしている人たちは、まずその作品で自分が楽しめること、楽しむ力があることが、何よりも大事なのです。

小山登美夫著『現代アートビジネス』アスキー新書 2008年 p.172

ブログシステムの終焉

 情報の取得として遅いのだが、今年になってこれらの記事を見つけた。

 なんと、PHP5.4またはMySQL5.5.xでNucleus 3.64って動かないそうですよ。PHP5.4にプラグインが対応していないものも多いらしくそれをいれているとなんと「E_ERROR」Criticalエラー発生して白紙になるそうです。NucleusからWordpressへ移行できない7の理由 (2011)

 自分用の開発環境にVMwareを使っている。このサイトもそれに開発環境を乗っけているわけだが、先日PHP 5.3から5.4にアップグレードした際に、Nucleusが動かなくなった。PHP 5.4にアップグレードしたらNucleusが動かなくなった件

 Nucleus CMS のバージョンアップはしていたが、システムを弄る気がまったく無かったので、その辺りの情報には無頓着であったから今頃気付くはめになったのだが、使用している「さくらのレンタルサーバ」で現在使用している PHP のバージョンは5.2。すでに 4.0 のサポートは終了している。提供は続けるが自己責任でね、という事だそうだ。今のところ問題はないが、いずれにしてもサポートする PHP のバージョンは徐々に上がっていき、数年後には Nucleus を使うのが難しくなってしまうだろう。そしてその件に関しての対応は滞っているとの記事も見かけたので、徐々にでも Worldpress あたりに移行する準備を進めておいた方が良いだろうと考えていた。自分で PHP を書いて改良したりして運営を続けられる技術があればどうにかやっていけるのかも知れないが、僕は出来ないからね。
 そうこうしているうちに先々月、とうとう本家から開発終了が宣言された。

 Over the last few years, development of Nucleus CMS has slowed to a standstill. Unfortunately, most of the people who contributed over the years to keep new versions coming out (and the website updated) can no longer do so. After consulting with Wouter Demuynck and other developers, it has been decided to officially sunset Nucleus CMS.Announcement

 公式とは別に開発を継続していくプロジェクトも予定されているのだが、いずれにしてもプログラムが書けない僕が運用出来る代物ではなくなるだろう。

 オリジナルチームによる開発は終了しますが、公式最終版である Nucleus CMS 3.65 からフォークして、PHP 5.4 以降で発生している障害などを修正した LMNucleus 3.66 というプロジェクトが紹介されており、LMNucleus は、今後の開発継続の意向が示されています。Nucleus CMS 開発終了と、これから

 仕事としてこのブログシステムを扱っている人にとっては、この事実は単に技術的な変換の問題(労働時間や費用の問題などを含む)なのだろうと想像するが、極めて個人的な理由で使っている者にとっては、付随していろいろと考えてしまうものである。この話は少し続く。

2014.09.30:Wordpress に移行済み。

 バーゼル以外に僕が参加している海外のアートフェアは、ロンドンの「フリーズ・アートフェア」とニューヨークの「アーモリーショー」、そして今一番ホットと言われている「アートバーゼル・マイアミ・ビーチ」です。それに先ほどのバーゼルを加えた四つが、現在、国際的なアートフェアの中核を担っています。

小山登美夫著『現代アートビジネス』アスキー新書 2008年 pp.164-165

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